特許技術「シルクフィブロイン乳化製法」は独立行政法人との共同研究により開発された乳化方法で、今まで化粧品の乳化には欠かせなかった界面活性剤を一切使用しないで、クリームを乳化させることを可能にしました。
シルクを構成する、セリシンとフィブロインという2種類のたんぱく質のうち、フィブロインだけを取り出したものがシルクフィブロインです。
シルクフィブロインは人が体内で合成することができない9種の必須アミノ酸を含む、18種のアミノ酸から成る成分で、人の肌や体の組成と類似しているため、肌や体に馴染みやすいという特性があります。
通常、化粧品には界面活性剤が含まれています。
この界面活性剤の代わりに、シルクフィブロインを乳化剤として配合することで、お肌に悪影響がある界面活性剤を不使用でも、クリームや乳液を作ることができます。
シルクフィブロインの乳化作用は、農林水産省との共同研究のなかで発見されたもので、その乳化製法は、日本とアメリカで特許を取得しています。
◎特許第 3659352 号
皮膚細胞生育促進性を有する乳化剤及びその製造方法
◎特許第 3738255 号
非結晶性絹フィブロインを含有する化粧料
◎特許第 4624710 号
着色絹粒子、油性物質含有絹粒子の製造方法
Patent No.:US7,901,668 B2
SILK FIBROIN EMULSIFIER AND PROCESS FOR THE PRODUCTION THEREOF